この『Seriesまにまに』は、パソコンをひらいて、Word を起動して、キーボードに両手を置いて、深呼吸して、降りてきた言葉からはじめるという、とても素直なシリーズである。わいてくるのか降りてくるのかはさておき、頭に浮かぶ言葉のスピードとキーボードで書き出されるスピードが相当に隔たりがあるので、完全な自動書記には程遠いのだけれど、思うがまま、という素直さにおいては、ワタシが記すものとしてもっとも優秀な形態である。
ちなみに、少しでも言葉の浮かぶスピードと記すスピードの差をなくすために、誤字脱字はあまり気にせずにどんどんキーを打つので、最後に文字の修正だけは行うことにしている。が、よりわかりやすくするために単語や文章をかえる、といったようなことはしない。自分にとっては「書くLIVE」のような感じだ。
さて、なぜひさびさにこの自動書記的『Seriesまにまに』行っているかと言えば、このシリーズがワタシにとって一番「右脳的時間だから」できるだけその時間を増やそう、と思ったからである。
右脳的時間
・・・・なぞである。なぞに違いない。左脳ばかり使っている現代、右脳もしっかり働かせましょー、と言ってしまえば簡単なのだが、それだけだと幼児向けの右脳教育みたいにしか聞こえない。この右脳くんと左脳くんのことについて、また何かの機会に触れることができるかもしれないけれど、とにかくきっかけとしては、嫁からの「右脳的時間を持つこと」に関するアドバイスである。その内容ふくめて、右脳くん左脳くんについてはいつか書くことになるだろう。
とにもかくにも、ワタシはサラリーマンをやめて、交通とかまちとかに関するコンサルタントとして独立し、一方で古本屋(いまとなっては古本も帰るブックカフェか)をはじめたわけだけれど、実はサラリーマン時代より「書く時間」も「読む時間」も激減しているということに、寂しさを通り越した苦しさを感じている気がするのだ。
実際どうだろう、この自動書記的『Seriesまにまに』も、半年ぶりのものになっているし、その間、他のSNSでも長文は書いていないし、論文も書いていないし、書いているのはつまらない報告書の文章だけだ。おかげで、文章のリズムもあふれることばのリズムもてんで心地よくない。あ、このシリーズは、「書くLIVE」なので、常にキーを叩いています。つまり、書き終えるまで(=ライブが終わるまで)読みかえすようなことはしません。書きながら(ライブしながら)さっき書いたことってなんだっけ?と一瞬頭によぎることがあるけれど、それを確認することはない。ただ、心地よいかどうかという心の持ちよう、感じていることを自覚することはできるわけで、その自覚において、久々のこの長文は、あまりリズムがよくなさそうだな、と感じるわけです。
しつこいか。しつこいね。
でもいいのです。リハビリにはしつこさが必要だと誰かが言ったかどうか知らなけれど、絶対にしつこさは必要なので、いいのです。
さて、ここまできたけど、たしか今回のシリーズまにまにのタイトルは「ノープラン」としたはず。ノープラン。前回の『Seriesまにまに』でも、
「人生とは、計画をしたそれ以外の時間のこと」
といったようなことに触れていたはずですが、まさにそれです。ノープラン状態。この状態こそが、ワタシが「いきてるぜーーー」って感じのときなのですね。嫁からの右脳時間増加計画についてのアドバイスも、結局そういうことです。
「いきてるぜーーー」って感じ出しなよ
ってことです。まさに LIVE ですよね。バンドのライブをみていても「いきてるぜーーー」って感じするじゃないですか。他人から見ていても「あの人いきてんなーーー」って感じるのって、右脳的時間を過ごしている人のことなんでしょうね。きっと。だから LIVE は LIVE っていうんだな。そのままだけれど、真実は意外とそのままそこにあったりするわけで。
さ、そんな感じで書く LIVE を進めてきたけれど、そういえば、書き出しの時間を記録するのを忘れていました。今どうだろう・・・・キーをたたきはじめてから15分ぐらいはたったかな。時間感覚が薄らぐので、ちょっとわからないけれど。さてどこまでこの「書くLIVE」を続けようか。もういいかな。もういいか。
とにかく、こんな感じで
右脳的時間 = 自動書記的時間 = 書くLIVE
の機会をこれからどんどん増やしていこうと思います。楽しい内容のときもあれば、まったくもってどうってことないときもあるでしょう。学びになるようなこともあれば、愚痴になるようなこともあるかもしれません。いずれもして
「今の自分の在り様」として記録する
ことにします。それを公開する意味は、そんなに考えていないけれど、やっぱり承認欲求なんだろうな。その欲求についても、どこに向かおうとしているのか、そもそもゴールなんてないだろうに、向かおうとしているその姿勢を愛でるために、やっぱり公開してあげましょう。あふれるものに従う。意味は後からついてくる。意味はつけたい人があとからつける。そんな感じで参りましょう
でも、締めくくりはいつもと同じ。
それではまた、素敵な日々の素敵な隙間でお逢いしましょう!Chao!!